スマートフォンの普及とキャッシュレス化に伴い、事前決済システムを利用した「デジタルご祝儀」を導入する新郎新婦が急増しています。当日、受付での金銭トラブルを防ぎ、新札を用意する手間を省けるため、若い世代を中心に圧倒的な支持を得ています。
しかし、親族の結婚式となると話は別です。親や親戚の世代には「ご祝儀は袱紗(ふくさ)に包んで手渡すもの」という価値観が根強く残っています。新郎新婦側が「デジタル推奨」と案内していても、親族間で事前に相談し、あえて伝統的な祝儀袋で手渡す選択をするケースも少なくありません。デジタル化の波と家族の感情、そのバランスを見極める必要があります。