米現地の『レッスルマニア』開催都市で行われるホール・オブ・フェームの式典会場に足を運ぶと、日米のファンが抱く「殿堂入り」への熱量の違いを肌で感じることができます。米国現地では、タキシードやイブニングドレスで着飾った数万人規模のファンがアリーナを埋め尽くし、往年のスーパースターの一挙手一投足に涙を流します。
2026年のグレート・ムタ選出時、ロサンゼルスの会場を取材した記者や関係者は「入場テーマ曲が鳴り響いた瞬間、会場の空気が一変した」と証言しています。米国のファンにとってムタは、単なる日本のトップレスラーではなく「幼少期にテレビの前で度肝を抜かれたダークヒーロー」そのものです。会場の米ファンからは「MUTA! MUTA!」のチャントが鳴り止まず、壇上で見せた毒霧のパフォーマンスには割れんばかりの歓声が上がりました。
SNSやネット掲示板(5chや知恵袋等)の反応を検証すると、日本のファンからは「全米主導の賞であっても、日本のプロレススタイルが正当に評価されたことが誇らしい」という好意的な意見が大半を占める一方、「WWE専属で活躍した選手と、日本を主戦場にしたレジェンド枠の線引きがわかりにくい」といった疑問の声も散見されます。しかし、現場の熱気を見る限り、WWEが日本人レジェンドに向ける敬意は極めて純度の高いものであり、グローバルなプロレス文化の継承儀式として定着しています。