Q1:アイドリングストップ中にエアコンがぬるくなるのは故障ですか?
A1:故障ではないケースが大半です。一般的なガソリン車では、アイドリングストップでエンジンが停止すると、エンジンの力で回していたコンプレッサーも同時に止まり、送風状態に切り替わります。これが不快な場合は、アイドリングストップ機能をOFFにするか、エアコン優先モード(設定温度を低くする)に設定することでエンジン停止を防ぐことができます。
Q2:ガス漏れ止め剤(ケミカル剤)を使うのは有効ですか?
A2:ゴムパッキンからの極小の滲み程度であれば効果を発揮することもありますが、整備のプロの間では賛否が分かれます。漏れ止め剤に含まれる成分が空気中の水分や配管内の異物と反応して固まり、エキスパンションバルブ(膨張弁)などの細い流路を詰まらせる二次被害を引き起こすリスクがあるためです。長期的に愛車に乗り続けるのであれば、パッキン交換などの物理的修理を推奨します。
Q3:ディーラーと町の電装店(整備工場)、どちらに修理を頼むべきですか?
A3:保証期間内(一般保証3年、特別保証5年)の新車や高年式車であれば無償修理の可能性があるためディーラー一択です。しかし、保証が切れた年式の車で高額な見積もり(コンプレッサーAssy交換など)が出た場合は、自動車電装品を専門に扱う「電装店(デンソーや日立の特約店など)」への相見積もりを強くおすすめします。リビルト品の手配力やエアコン修理のノウハウが最も高く、同等の修理を数割安く施工できるケースが多いためです。