放送作家の多くは特定の制作会社やテレビ局に所属しないフリーランス(個人事業主)として活動しています。そのため、収入は手がける番組の規模や本数に応じた完全歩合制です。
番組1本あたりのギャラ相場は、放送枠や作家自身のキャリアによって大きく変動します。
・深夜番組・ローカル番組:1本あたり 1万5,000円〜4万円程度
・ゴールデン・プライム帯(GP帯):1本あたり 8万円〜20万円程度
・全国ネットの大型特番:1本あたり 20万円〜50万円以上
・ラジオ番組:1本あたり 1万円〜3万円程度
年収ベースで見ると、駆け出しの20代若手作家のうちは年収150万円〜300万円前後と下積み生活を余儀なくされるケースが珍しくありません。リサーチ業務や会議の議事録取りが中心となり、拘束時間の長さに対して低単価な時期を経験します。
しかし、週に数本のレギュラー番組を抱える中堅作家になれば年収600万円〜1,200万円に達し、GP帯のレギュラーを複数持ち、特番のメイン構成を任されるトップクラスになると年収3,000万円〜5,000万円以上、ヒット番組の版権や関連ビジネスを持つレジェンド級では億単位を稼ぎ出すことも可能です。実力と人脈次第で青天井の夢がある一方、番組改編でレギュラーが終了すれば翌月から収入が激減するシビアな世界でもあります。