事態の重さを重く受け止めているのは防犯関係者だけではない。空調設備リフォーム業界全体に巨大な激震が走っている。真面目に業務へ取り組む大多数の正規業者が、顧客からの強い疑念の目に晒されることとなった。訪問作業のキャンセルや、作業中の一対一になる状況を拒否する事態が相次ぎ、業界団体は緊急のコンプライアンス見直しに追われている。
一方で、この混乱を受けて急成長を見せているのがホームセキュリティ産業だ。訪問業者の対応時に特化した防犯カメラの導入や、第三者立ち会いサービスの需要が急増。個人の安全を自衛する動きは、もはや一時的な流行ではなく、住宅インフラの必須条件へと変貌を遂げつつある。