「気軽に行けない」と敬遠される大きなハードルとなっているのが、チケット価格の設定です。大人1日券(超早割を除く当日券など)が7,500円という水準に対して、「高すぎる」「なぜこんなに強気なのか」という疑問の声が上がっています。
大手テーマパークのワンデーパスポートが1万円前後に達している現在、7,500円という価格自体はレジャー業界全体で見れば標準的とも言えます。しかし、アトラクションに乗れば確実にエンタメ体験が得られる遊園地と異なり、万博は「自発的に見て回る博覧会」であるため、事前の下調べがないと価格に見合う満足感を得にくくなります。
現地での飲食代や交通費を含めると、1人あたりの支出は1万5,000円前後に達することも珍しくありません。展示内容の価値を理解し、計画的にパビリオンを回れる人にとっては「割安な国際体験」となる一方、ふらりと訪れただけの人には「割高な散歩」に感じられてしまう点が、評価を二分する境界線となっています。