「会議室を格安で確保できた」と安心するのは早計です。エル・おおさかの利用において、現場担当者が口を揃えて指摘する最大の盲点は、「施設が本館と南館に物理的に分断されている点」と「搬入出・車両来場の厳しい制限」です。
まず導線問題について、本館と南館は隣接しているものの、内部の連絡通路は特定のフロアに限られており、初見の来場者が迷いやすい構造になっています。特に南館で開催されるセミナーに本館正面玄関から入館し、受付時間ギリギリに駆け込む参加者が後を絶ちません。案内状には必ず「本館」か「南館」かを明記し、可能であれば専用のアクセス図を添付することが主催者側の鉄則とされています。
さらに見落とされがちなのが、大阪府が推進する環境・渋滞対策方針です。大阪府立労働センター 駐車場は地下などに用意されているものの、収容台数が極めて限定的であり、イベント当日の一般来場者向け駐車スペースは原則として確保されていません。関係者の荷物搬入に関しても事前申請や時間指定が求められるため、「車で乗り付ければ何とかなる」という民間の感覚で臨むと現場で混乱を招く原因となります。