父親の必死の制止や世間からの猛烈な逆風に対しても、当初アンナさんは「私が研二さんを支える」「パパは何も分かっていない」と羽賀さんをかばい続けました。しかし、1999年に2人はついに完全破局を迎えます。
長年盲目的な愛を注ぎ続けたアンナさんが、最終的に別れを決断した直接の引き金は何だったのでしょうか。のちにアンナさんが自著や特別番組のインタビューで語った手記から、決定打となった3つの真相が浮き彫りになっています。
第1に、底なしの金銭トラブルと嘘の発覚です。羽賀さんは「これで借金はすべて片付く」と説明していたものの、次々と新たな借入先や金銭トラブルが露呈。アンナさんの個人事務所や親族にまで金銭的被害が及び、精神的に極限状態へ追い詰められました。
第2に、羽賀研二さんの女性問題です。一途に支えようとするアンナさんの裏で、複数の女性関係の疑惑が絶えず、アンナさんの信頼は完全に崩壊しました。
第3に、「洗脳」からの覚醒と家族への罪悪感です。アンナさんは後年、「当時は完全に視野狭窄に陥り、一種のマインドコントロールのような状態だった。父や母がどれだけ傷つき、自分を守ろうとしてくれていたかに気づいた瞬間、憑き物が落ちたように目が覚めた」と告白しています。