日本の音楽シーンに激震が走ったのは、2018年12月20日にZepp Tokyoで開催されたjunkoの誕生日記念ライブでした。ステージ上で「本日をもって、わたくしjunkoは満60歳・還暦を迎えました!」とサプライズ発表された瞬間、観客のみならずネット上は騒然となりました。
金髪ロングヘア、ミニスカートに厚底ブーツという若々しいギャル系ファッションを着こなし、重い5弦ベースを抱えて激しいヘッドバンギングを披露していた彼女が、実は1958年生まれだったという事実は、国内のみならず英BBC放送などの海外メディアでも「Age-defying rock star(年齢の概念を覆すロックスター)」として特集されるほどの衝撃を与えました。
さらに特筆すべきは、「バンドメンバーである大澤敦と河本あす香も、加入から12年間彼女の実年齢を正確に知らなかった」という点です。2006年の加入当時、大澤たちはjunkoのプレイスタイルと佇まいから「自分たちと同世代か、少し上くらいだろう」と認識しており、音楽活動において年齢を尋ねる必要性を感じていなかったと当時のインタビューや特番で明かしています。
junko自身が年齢を明かすきっかけとなったのは、60歳の節目を迎えるにあたり「免許証の更新やシニア割引の案内が届く中で、隠し通すよりも公表してお祝いしてもらったほうが面白い」と大澤に相談したことでした。大澤は実年齢を聞かされた際、あまりのギャップに絶句したと振り返っています。
2026年現在、junkoは67歳(年末に68歳)となりますが、週に複数回のキックボクシングジム通いや徹底した体幹トレーニング、肉を中心とした高タンパクな食生活を継続。年齢という数字に縛られず、自分が好きなスタイルを貫く彼女の生き方は、多くの人々に勇気を与え続けています。