社寺への参拝文化は、いまやデジタル空間と密接に結びついている。寺社巡りの記録・共有プラットフォームであるホトカミやOmairiでは、毎日のように全国の授与情報や美しい帳面の写真が投稿され、リアルタイムの熱気を作り出している。「この神社の限定版、本日無事に拝受しました」「光の当たり方で龍の表情が変わる」といった生の声が、さらなる参拝者を呼び寄せる。
かつては現地に行かなければ分からなかった頒布状況が可視化されたことで、御朱印巡りの体験はより立体的なものとなった。ただし、SNSでの拡散による過度な混雑や周辺環境への影響など、新たな課題が浮き彫りになっている側面も否定できない。情報を得て足を運ぶ側にも、節度あるマナーと神域への敬意が強く求められている。