SNSやコミュニティ掲示板では、「ステータスが配達中になったのに夜になっても届かない」「追跡画面で荷物が近所を行き来している」といった生の声が後を絶ちません。ラストワンマイルの配送現場を取材すると、ドライバーが直面する物理的な制約が浮き彫りになります。
Amazonの委託ドライバーや軽貨物業者は、1日あたり150〜200個以上の配達個数を抱えて稼働しています。特にセール期や天候不良時には、以下のような現場要因でステータスと実際の配送にズレが生じます。
- 持ち戻りによる翌日再配達:ドライバーの規定勤務時間(労働上限)に達した場合、配達中のステータスであっても未完了のまま配送ステーションへ荷物が持ち戻され、翌朝に再割り当てされます。
- 一括スキャンのタイムラグ:ステーション出発時に車載荷物を一括で「配達中」に切り替える運用があるため、実際の訪問が夕方や夜間になるまで状況が動かないように見えます。
- 誤配防止の一時保留:住所不完全(部屋番号抜けや番地重複)が発覚した場合、ドライバーが現場で配送を一旦ストップし、サポートデスク経由で確認を取る間、追跡表示が保留状態になります。