ネット上やSNSでは、数年おきに「山本譲二が重病で倒れた」「余命宣告を受けたのではないか」という根拠のない噂やセンセーショナルな書き込みが拡散される現象が見られます。これら噂の真相を追究すると、情報化社会特有の複数のバイアスと誤認が絡み合っていることが分かります。
第1の要因は、過去の闘病報道の切り抜き再拡散です。2019年の「大腸がんステージ3公表」や、術後の激しい副作用で体重が減少した当時の写真・記事が、日付を確認しないまとめサイトやSNSアカウントによって「最新ニュース」のように拡散された事例が散見されます。
第2の要因として、一部のWEBメディアによる釣り見出しが挙げられます。「命の危機」「涙の告白」といった過去の回顧インタビューの見出しが、文脈を無視して一人歩きし、読者が「現在進行形の緊急事態」と誤解してしまうケースです。これに対し、ネットの反応では「またフェイクニュースか」「譲二さんは今元気に歌っているのに紛らわしい」といったメディアへの苦言や炎上に近い批判の声も上がっています。
実際に公式SNSやテレビ番組での近影を確認すれば明白な通り、本人は至って快活に過ごしており、不穏な噂はすべて過去の事実の誤認または意図的な誇張によるデマに過ぎません。