スマートフォンの画面をスクロールすれば、美肌を誇るインフルエンサーが「細胞から整う」と称して透明なボトルを掲げている。かつての「水素水アルミパウチ」は姿を消し、今や「ポータブル水素発生器」や「高濃度水素吸入サロン」といった、よりテクノロジー感を演出した商品が主流だ。
手口は巧妙化している。かつてのように「病気が治る」と直接書けば即座に違法となるため、現在の広告は「すっきりした毎日」「インナーケア」といった曖昧な言葉で溢れている。イメージ戦略だけで消費者の財布を開かせる手法は、むしろ以前よりも洗練されていると言わざるを得ない。