山深い関東近郊の拠点で自給自足の生活を送る中で、新たな人生の伴侶として選ばれたのが、元女優でモデルとしても活動していた松本花林だ。ふたりの出会いは映画の撮影現場や共通の知人を介した縁だったとされ、現場での真摯な姿勢やお互いの価値観に対する深い理解が距離を縮めるきっかけとなった。
かつて演技の世界に身を置いていた彼女は、都会の華やかな暮らしから一転、山奥での暮らしに魅せられて現地へ移住。水を引き、薪を割り、獲物を捌くといった過酷かつ地に足の着いた暮らしを共に支える中で、絆は確固たるものへと変化していった。世間が抱く派手な芸能人のイメージとは対極にある、静かで根ざしたライフスタイルこそが、ふたりを結びつけた最大の要因と言えるだろう。