俳優としての地位を確立する以前、岸部一徳は1960年代後半のグループ・サウンズ(GS)黄金期を牽引した伝説のバンド「ザ・タイガース」のリーダー兼ベーシスト「サリー」として一世を風靡しました。
その後、PYGや井上堯之バンドでの活動を経て俳優へと転身した異色の経歴を持ちますが、音楽への情熱が途切れたわけではありません。盟友である沢田研二(ジュリー)の節目となるライブや全国ツアーには、スペシャルゲストとしてたびたびベースを携えてステージに立っています。
音楽仲間との深い絆は現在も続いており、ステージ上で見せるシャープなベースプレイと柔らかな笑顔は、普段の俳優業とはまた異なる彼本来の瑞々しさを感じさせます。