2005年セ・リーグ優勝は、阪神球団史における金字塔である。この年、金本は4番打者として打率3割2分7厘、40本塁打、125打点という驚異的な成績を叩き出し、リーグMVPに輝いた。打線を牽引するその姿は、まさに無敵の主砲だった。
この快進撃を陰で支えたのが、正捕手としてチームを束ねた盟友・矢野燿大の存在だ。二人はグラウンド上での厳しい姿勢を共有しつつ、ベンチ裏ではチームの雰囲気を盛り上げる双璧として機能していた。過酷なペナントレースを戦い抜く中で、二人が見せた絆とプロ意識は、チーム全体に浸透。勝ちにこだわる強固な集団へと阪神を変貌させた。