花束やフラワーアレンジメントで頻繁に利用される人気品種の中にも、恋愛関係において致命的な亀裂を生みかねない意味が潜んでいます。
◆ マリーゴールド:花言葉「絶望」「嫉妬」「悲嘆」
黄色やオレンジの鮮やかな花色とは裏腹に、強いネガティブな感情を内包します。ギリシャ神話において、太陽神アポロンを愛した水の精クリティが、アポロンの愛が他の女神へ移ったことに狂乱し、嫉妬と絶望に苛まれて地上で見つめ続けた末に花へと姿を変えた悲話が元になっています。プロポーズや恋人への記念日には最も警戒すべき花の一つです。
◆ アジサイ(紫陽花):花言葉「移り気」「浮気」「冷酷」
土壌の酸度によって青、紫、ピンクへと花色が変化する性質から、「心変わりしやすい不誠実な人物」や「情のない冷酷さ」を象徴するようになりました。近年は「家族団らん」というポジティブな意味も提唱されていますが、伝統的な花言葉の文脈ではパートナーへの不信感を想起させるリスクが残ります。
◆ スノードロップ:花言葉「あなたの死を望みます」「慰め」
春の訪れを告げる純白の可憐な姿から「希望」の意味を持つ一方、イギリスの一部地域には「死を告げる花」としての根強い迷信が存在します。かつて亡くなった恋人の遺体にスノードロップを手向けた少女が、そのまま息絶えてしまったという伝説に由来し、家の中に一輪だけ持ち込むと「身内に死者が出る」と恐れられていました。病気のお見舞いや快気祝いに贈る行為は絶対のタブーです。