「味覚が麻痺しているのではないか?」そんな疑問がネット上で何度も囁かれてきた。一般人なら一口で悶絶するようなジョロキアやキャロライナ・リーパーが大量に投入された激辛グルメを、彼女は「旨みがあって美味しい」と心から味わいながら食べるからだ。
科学的に解説すると、辛味とは「味覚」ではなく「痛覚」である。唐辛子に含まれる辛味成分カプサイシンが、口の中の痛覚受容器官(TRPV1)を刺激することで強い熱感や痛みが脳に伝わる仕組みだ。鈴木亜美の場合、長年激辛料理を嗜んできたことで、この痛覚受容器官の感受性が一般的な人よりも圧倒的に高くなり、痛みを「快感」や「深いコク」として脳が処理する耐性を獲得したと考えられる。もちろん定期的な健康診断でも内臓数値に異常はなく、胃腸の粘膜が極めて強靭である点も彼女ならではの天性と言える。