山田裕貴の出演ドラマを選ぶ際、まず押さえておきたいのが「山田裕貴 ドラマ 主演」としての重厚な熱演作と、主人公を食うほどの存在感を放つ「助演・バイプレーヤー」としての名作群です。視聴者の支持が特に厚い必見のドラマを厳選しました。
まず筆頭に挙がるのが、TBS系金曜ドラマ枠でGP帯初主演を務めた『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(2026年)です。突如として荒廃した未来へと飛ばされた電車の乗客たちを描いたサバイバル群像劇で、山田裕貴は心に深い孤独と過去の傷を抱えたカリスマ美容師・萱島直哉を演じました。極限状況下で他者への不信感を露わにしながらも、不器用に仲間を守ろうとする葛藤の表現は圧巻の一言。現場関係者からも「カメラが回っていない時間も役の重圧を背負い込み、現場の熱量を牽引していた」との声が漏れるほど、鬼気迫るリアリティを画面に刻み込みました。
次に、純度の高い感情の揺らぎを堪能したいなら、フジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』(2026年)が見逃せません。長崎の異国情緒あふれる街並みを舞台に、過酷な運命を背負ったヒロインと、彼女を全身全霊で愛し続ける青年・朝野太陽役を熱演。五感を失っていく恋人のために苦悶し、自らの脆さと献身をぶつける涙の演技は、SNS上でも「毎週涙なしには見られない」「表情筋のわずかな震えだけで絶望と愛情を伝える芝居が凄まじい」と大きな反響を呼びました。
一方、コミカルさと硬派な人間ドラマが見事に融合した作品として外せないのが、日本テレビ系『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(2026年)です。山田裕貴が演じた捜査一係の刑事・山田武志は、三浦翔平演じる源誠二との絶妙なバディ感で作品の清涼飲料水となりました。全力で現場を走り回り、先輩に振り回されながらも芯の強さを見せる愛されキャラは、彼の持つ陽のエネルギーと軽妙なテンポ感が完璧に活かされたハマり役です。
さらに、月9ドラマ『女神の教室〜リーガル青春白書〜』(2026年)では、ロースクールの変人教官・藍井仁役を担当。判例オタクで人間味の薄いエリート法学者という、それまでの人情派な役柄とは180度異なる冷徹な知性派を演じきり、役の引き出しの底知れなさを知らしめました。
そして、NHK大河ドラマ『どうする家康』(2026年)における本多忠勝役は、山田裕貴のフィジカルと精神性の双方が頂点に達した歴史的怪演と言えます。生涯かすり傷一つ負わなかったとされる猛将を演じるにあたり、筋力トレーニングと過酷な殺陣の稽古を重ね、槍を振るう一撃一撃に魂を込めました。徳川家康への不器用で絶対的な忠義を滾らせた眼光は、歴史ドラマの愛好家からも絶大な支持を獲得しています。