ホークを語るうえで外せないのが、王国奪還編のクライマックスにおけるヘンドリクセンとの死闘です。絶体絶命に陥ったメリオダスやエリザベスを庇い、ヘンドリクセンの放った必殺技「死の使者(デッド・エンド)」の直撃をその身一つで受け止めました。全身が黒焦げになり、完全に息絶えたかのような描写は、当時リアルタイムの読者へ大きなショックを与え、一時は「ホーク死亡」が確定したかのように思われました。
しかし、彼は消滅したわけではありませんでした。黒焦げの灰の中から、手のひらサイズに縮んだ小さな姿で見事に復活を果たしたのです。この奇跡の生還を可能にした理由こそが、前述した「煉獄の生物」としての規格外の耐久力でした。猛毒や灼熱、極寒が渦巻く煉獄で培われた肉体は、魔神の暗黒魔力による致死ダメージすらも耐え抜き、一時的な退化という形で命を繋ぎ止めました。その後、残飯を大量に食べることで元の大きさに戻るなど、マスコットらしいユーモアを交えつつも、その強靭な生命力を証明しています。