スポーツがもたらした感動は、数字としても顕著な影響を横手市に与えている。甲子園出場決定直後から、横手市への「ふるさと納税」の寄付件数が前年同期比で一気に急増。特に返礼品として人気の高い「横手焼きそば」や地元のブランド米、旬の果物などの注文が全国から殺到した。
観光協会や地元自治体によれば、横手高校の健闘をテレビやWebニュースで知った人々からの問い合わせが増加し、秋の観光シーズンに向けた宿泊予約やイベント参加の動きが活発化しているという。人口減少と過疎化に悩む地方自治体において、甲子園という全国的な発信力を持つプラットフォームで自校の魅力を提示できたことの意味は計り知れない。地方創生の観点からも、横手高校の挑戦は単なる美談にとどまらない持続的な波及効果を生み出している。