山寺宏一さんが『それいけ!アンパンマン』で担当している役柄の多さは、アニメ界でも類を見ない領域に達しています。ジャムおじさんを引き継ぐ以前から、番組開始当初より多数のレギュラー・準レギュラーを演じ分けてきました。
現在、山寺さんが担当している主なレギュラーキャラクターだけでも以下のような顔ぶれが並びます。
- めいけんチーズ:鳴き声だけで喜怒哀楽を完璧に表現する名犬
- カバお(かばおくん):食いしん坊でおなじみの街の子供
- かまめしどん:どんぶりまんトリオの陽気な釜飯
- ジャムおじさん:パン工場の心優しいパン職人(2代目)
- すなおとこ / ゆきおおかみ:ゲスト・準レギュラー怪獣や特殊キャラクター多数
パン工場の日常シーンでは、「ジャムおじさんが話し、カバおがリアクションし、チーズが吠える」という一連の会話が展開されますが、これらはすべて山寺宏一さん1人の声で成立しています。声色の使い分けのみならず、それぞれのキャラクターの感情の起伏を瞬時に切り替える演技力は、声優業界内外から「神技」と評されています。