かつて代替乳といえば、「牛乳の代用品」という消極的な理由で選ばれるケースが多かった。しかし、2026年の現在、消費者のマインドセットは大きく変化している。味が美味しいから選ぶ。パッケージがおしゃれだから手に取る。そうした積極的な肯定(YES)が選択の第一理由になっているのだ。
都内のIT企業に勤める30代の女性は、「以前は健康のために無理して飲む感覚があったけれど、今は単純にご褒美として飲んでいる。コーヒーとの相性も抜群で、胃にも重く残らない」と話す。健康維持という義務感ではなく、日常を少し豊かにするツールとして受け入れられている点が、従来のブームとの明確な違いだ。