テレビ番組での華々しい活躍を見れば、誰もが彼女の芸能界入りを予想したはずだ。大手芸能事務所からのオファーも引きも切らなかったと言われている。しかし、彼女の視線は常に別の場所を向いていた。在学中からの目標であった司法試験への挑戦である。
一度目の不合格という挫折を味わいながらも、彼女は決して諦めなかった。猛勉強の末に合格を勝ち取ったその姿は、単なる「クイズ番組のスター」ではなく、自らの人生を自らの手で切り拓く一人の努力家としての生き様を世に示した。メディアでちやほやされる安易な道を選ばず、難関資格という実利と実力を取りにいった決断は、今振り返っても極めて異例であり、知的だ。