この空間を語る上で欠かせないのが、店主であるイッシー(Isshee)氏の独自の美学と哲学だ。長年にわたりアンダーグラウンドな音楽シーンを見つめ続けてきた彼は、売れ筋や流行にとらわれることなく、真に尖った表現者たちに場を提供し続けてきた。
「聴きやすさ」や「分かりやすさ」に迎合しないブッキングポリシーは、一見すると頑固に思えるかもしれない。しかしそれこそが、この場所のクオリティと信頼性を担保する絶対的な骨格となっている。アーティストに対するリスペクトと、妥協のない耳を持った店主がいるからこそ、演奏者は自己の探求に没頭できる。