コンビとしての髭男爵は、現在どのような関係性にあるのか。テレビでのコンビ揃っての出演回数は全盛期に比べれば減ったものの、彼らの絆が途切れたわけではない。単独ライブや地方のイベント、ラジオ収録などで見せる掛け合いは、長年のキャリアに裏打ちされた熟練の技そのものだ。
サンミュージックプロダクションに所属する後輩芸人たちにとっても、彼らは生き方の手本となっている。テレビのひな壇で生き残ることだけが芸人のゴールではない。互いの専門分野や個人の活動を最大限に尊重し合える大人な距離感こそが、結成20年以上を経てもコンビを解散させず、しなやかに生き残る原動力となっている。