パートナーや知人の位置情報を無断で取得しようとする行為は、単なるマナー違反にとどまらず、明白な違法行為に該当する危険があります。法的な観点からも、正しい知識を持つことが身を守る防壁となります。
第一に、他人のスマートフォンを無断でロック解除し、Googleマップの設定を変更する行為は、不正アクセス禁止法違反や電磁的記録不正作出・供用罪に問われる可能性があります。さらに、ストーカー規制法においては、GPS機器の無断取り付けだけでなく「相手の承諾なくスマートフォン等の位置情報取得アプリを作動させる行為」も厳しく規制対象化されています。
第二の盲点は、「バッテリー残量の可視化」です。Googleマップで現在地を共有すると、相手の画面には共有者の端末バッテリー残量がパーセンテージでリアルタイム表示されます。「電池が切れたから連絡が取れなかった」という言い訳が通用しなくなるだけでなく、充電速度や減り具合から「激しい負荷のかかるゲームをしている」「車内で急速充電しながら移動している」といった生活挙動まで推測されてしまうプライバシーの透明化が伴います。