この施設の利便性を語る上で外せないのが、異なる表情を持つエリア構成だ。本厚木駅の中央改札および南口改札からダイレクトにつながる「ミロードイースト」は、スピーディーな日常を力強く支える。朝の通勤時に手早く手に入れる挽きたてコーヒー、仕事帰りに立ち寄るベーカリーや総菜専門店。忙しい現代人のタイムパフォーマンスを極限まで高める設計が光る。
一方で、じっくりと時間をかけて楽しみたいなら本館である「ミロード①」へ向かうのが正解だ。地下の食料品フロアから上層階のファッション、大型書店、レストラン街に至るまで、縦の動線が見事に機能している。広々とした通路はベビーカーを押すファミリー層にも優しく、世代を超えて誰もが心地よく滞在できる工夫が随所に散りばめられている。日常のショートカットと休日のデスティネーション。この二面性こそが最大の強みだ。