新内閣が直面する最初の関門は、まもなく開幕する国会審議だ。野党側は新閣僚の過去の言動や資質、さらには政治・行政の透明性をめぐり徹底追及する構えを見せている。これに対し、政府側は内閣官房を中心に隙のない答弁体制の構築を急いでいる。
新体制での国会運営は、与野党の攻防のみならず、法案の成立ペースにも直接影響する。とりわけ予算案や主要法案の審議において、各閣僚がどれだけ論理的で説得力のある答弁を展開できるかが問われることになる。
行政機構の末端まで政権の方針を浸透させ、滞りなく政策を実行できるか。官僚組織との連携の深さが、今後の政権の求心力を左右する鍵となる。