歴史あるスタジオの模索も続く。自社IPの圧倒的な蓄積を誇るウォルト・ディズニー・カンパニーは、自社の配信プラットフォームと世界各地のテーマパーク事業をデジタル上で直結させる試みを強化している。作品の余韻をそのまま日常の体験へと引き継ぐエコシステムは強固だ。
これに対し、自社専用の大型プラットフォームを持たない戦略を貫くソニー・ピクチャーズは、あえて柔軟なライセンス供給と独自の映像・音響ハードウェア技術とのシナジーを追求している。各社が選ぶ道筋は異なれど、目指すゴールはひとつ。人々の生活の中心に自らのコンテンツを定着させることに他ならない。