インターネット上のコミュニティやSNSに寄せられた「BBQでの失敗談」を分析すると、多くの参加者が「網の上のどこに野菜を置くべきか」という配置ルールを知らないことが判明しています。「気づいたら玉ねぎがバラバラになって炭の中に落ちた」「肉の脂が落ちた炎で野菜が一瞬で真っ黒になった」という声が後を絶ちません。
こうしたトラブルを回避するための基本が、バーベキュー野菜焦げない焼き方の根幹を成す「スリーゾーン・ファイア(炭の配置術)」です。
グリル内の炭を一様に敷き詰めるのではなく、炭を山盛りにした「強火エリア」、薄く敷いた「中火エリア」、炭を全く置かない「保温(セーフティ)エリア」の3区画に分けます。野菜は基本的に中火から弱火エリアでじっくり加熱し、最後の数十秒だけ強火エリアに移して香ばしい焼き目をつけるのがプロのセオリーです。
また、バーベキュー野菜切り方にも物理的な工夫が求められます。輪切りにした玉ねぎやパプリカは、竹串や爪楊枝をあらかじめ2本平行に刺しておくことで、トングで裏返す際にバラバラに崩壊する事故を完全に防ぐことができます。