創業者リード・ヘイスティングスからバトンを受け継ぎ、現CEOのグレッグ・ピーターズらが牽引する同社の経営陣は、会員数の爆発的な伸びが落ち着きを見せる中で、1ユーザーあたりの収益(ARM)を最大化する路線へ完全に舵を切った。世界的な大ヒットを記録した『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や『イカゲーム』といった高品質なSF・サスペンスドラマの制作には莫大なコストがかかる。作品クオリティの維持と投資の回収には、無料でのパスワード共有を淘汰することが不可欠だったのだ。
動画配信サービス(OTT業界)における競争は日増しに激しさを増している。ライバルであるAmazonプライム・ビデオなどが独自の価格戦略やスポーツ中継の拡充で追い上げる中、コンテンツの質と厳格な収益化モデルの両立こそが生き残りの鍵を握る。アカウントの共有制限は、単なるユーザー規約の変更にとどまらず、巨大ITエンタメ企業が次なる成長ステージへと踏み出すための構造改革そのものなのだ。 (出典: ネトフリ 同時 視聴(Yahoo!ニュース))
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