野球におけるハンデ設定の基本は「実力差の相殺」にある。サッカーやバスケットボールと異なり、野球は得点数が比較的少ないスポーツだ。そのため、わずか1点の重みが勝敗の行方を大きく左右する。
ブックメーカーが提示する基準の中で最もポピュラーなのが「1.5点」のハンディキャップだ。本命チーム(ファボリット)には「-1.5」、対抗チーム(アンダーダグ)には「+1.5」が割り振られる。つまり、本命チームが勝利を収めるには「2点差以上」の差をつけて勝たなければ、ハンデ込みの勝利とはみなされない。この絶妙な数字の傾きこそが、予測の難易度と面白さを生み出している。