画面越しの豪快な笑い声や辛辣なアドバイス。そんな強烈なインパクトで茶の間を平伏させた細木数子だが、20代から30代にかけての若い頃の姿はまさに「女優顔負け」の気品に満ちていた。銀座の一等地でクラブを切り盛りしていた当時の秘蔵画像が取り沙汰されるたび、視聴者からは「美しすぎる」「まるで別人のような透明感」といった感嘆の声が漏れる。
当時の写真は、単に顔立ちが整っているというだけではない。仕立ての意匠が凝らされた着物を纏い、凛と背筋を伸ばした立ち姿には、夜の街で百戦錬磨の男たちを相手に張ってきた覚悟と品格が滲み出ている。眉の描き方ひとつ、口元の結び方ひとつにも隙がなく、当時の銀座で彼女がどれほど特別な存在であったかを無言のうちに物語っているのだ。