布施博は1958年7月10日生まれの67歳を迎えました。東京都足立区出身の彼は、倉本聰主宰の「富良野塾」第1期生として演技の基礎を徹底的に叩き込まれ、劇団東京ヴォードヴィルショーを経て映像の世界へ進出しました。『君が嘘をついた』『愛しあってるかい!』『世界で一番君が好き!』『ずっとあなたが好きだった』など、平成初期を代表する大ヒットドラマに立て続けに出演し、国民的人気を博しました。
そんな彼に対して、近年「テレビで見かけなくなったが引退したのか」という疑問の声が上がることがあります。しかし、結論から言えば芸能界を引退したという事実は一切ありません。メディア露出が減少した背景には、本人の確固たるキャリア選択と健康上の転換点が存在します。
布施博は長年、主宰する劇団での舞台公演や若手役者の育成に情熱を注いできました。商業ベースのテレビドラマから、自らの表現を追求できる舞台芸術へと重心をシフトさせたことが、地上波露出の減少につながっています。テレビ出演時にも「現場で汗を流し、生の熱量を届ける舞台こそが自分の原点」と語っており、現在は単発のバラエティ番組やトーク番組、旅番組に出演しつつ、舞台演劇の第一線に立ち続けています。