大江戸温泉物語が位置していた江東区青海2丁目の広大な敷地は、解体工事が完了したのち東京都に引き渡されました。2026年現在、旧施設が存在した場所そのものは仮設施設やイベント用地、都有地管理エリアとして保全されており、かつての櫓(やぐら)や露天風呂の面影は完全に消失しています。
しかし、目を周辺の青海エリア全体に向けると、ドラスティックな都市機能のアップデートが進んでいます。旧パレットタウン跡地には、世界初のイマーシブテーマパークである「イマーシブ・フォート東京」が2026年春に開業したほか、次世代アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」が誕生するなど、青海地区は「エンタメと次世代モビリティ・スポーツの融合拠点」へと急速に舵を切っています。
東京都港湾局の臨海副都心開発マスタープランにおいても、青海地区は都有地の一体的な有効活用が継続して議論されており、単なる単体温泉施設の再建ではなく、国際会議(MICE)や最先端エンターテインメントに対応した複合型開発の一環として土地活用が進められています。