セドリックは、勤勉と忠誠を重んじるハッフルパフ寮の監督生であり、クィディッチ代表チームのシーカー兼キャプテンを務めるエリートでした。第3作『アズカバンの囚人』の試合中、吸魂鬼(ディメンター)の影響でハリーが箒から落下した際には、即座に試合の無効とやり直しを申し出るなど、徹底したフェアプレイ精神の持ち主として描かれています。
魔法省の魔法生物規制管理部に勤める父親のエイモス・ディゴリーは、自慢の息子を溺愛するあまり他者に対して傲慢な態度を取ることもありましたが、セドリック自身は常に謙虚で、父の行き過ぎた自慢を優しく窘める分別を持っていました。それだけに、墓地から戻ったハリーが遺体を抱えて泣き崩れる中、息子の亡骸に取り乱し号泣するエイモスの姿は、全編を通じても屈指の涙を誘う名シーンとなっています。
また、恋愛面においてはレイブンクロー寮の美少女チョウ・チャンと交際しており、クリスマス・ダンスパーティでは学内屈指のお似合いカップルとして周囲の羨望を集めていました。セドリックの死はチョウの心に深いトラウマを刻み込み、その後のハリーとの切ない恋模様やダンブルドア軍団での苦悩へと繋がっていきます。