物語のすべての原点は、1983年11月にホーキンスで起きたウィル・バイヤーズの失踪事件でした。裏側の世界に囚われながらも奇跡的に生還したウィルですが、シーズン2では影の怪物「マインドフレイヤー」に肉体を寄生され、スパイとして利用されるという過酷な運命を辿ります。
体内のウイルスは熱による荒療治で追い出されたものの、彼と異次元との接続は完全に切断されたわけではありません。首筋に走る鳥肌のような悪寒は、裏側の世界の気配や邪悪な存在の接近を察知するセンサーとして機能し続けています。通常の人道的な感覚を超え、彼自身が裏側の世界の一部を取り込んだまま生きている特異な状態こそが、シリーズ通底の不穏な影となっています。