東京ディズニーシーの開園と同時に誕生したこの施設は、日本独自の進化を遂げてきた。運営を担う株式会社オリエンタルランドと米国本社の開発チーム「イマジニアリング」は、日本のゲストに響く最高峰の冒険ファンタジーを創出するため、幾度となくコンセプトの再構築を行った。
開園当初のシンドバッドは、より原作に近いスリルと怪異に満ちた暗い世界観だった。しかし、ゲストからの反響や時代のニーズを分析した結果、友情と信じる心をテーマにした壮大なストーリーへと大胆な方向転換が図られた。この決断こそが、現在の根強い人気を支える決定打となったのだ。