FNS歌謡祭の代名詞ともいえる舞台が、東京都港区高輪に位置するグランドプリンスホテル新高輪の大宴会場「飛天(ひてんの間)」です。昭和を代表する名建築家・村野藤吾氏が設計を手がけたこの大空間は、天井高約7.4メートル、広さ約2,000平方メートル(約600坪)を誇り、日本国内のホテル宴会場としては屈指のスケールを持っています。
天井を埋め尽くす数十万個のアクリル製ビーズと巨大シャンデリアが織りなす空間美は圧巻で、一歩足を踏み入れるだけで非日常のラグジュアリーな世界観が広がります。テレビ中継では、この贅沢な大広間に本格的な音響機材、大型ビジョン、クレーンカメラなどを数日かけて搬入し、特設の生放送スタジオへと作り変えています。
気になる「飛天の間を借りる費用」ですが、ホテルの正規宴会室料だけでも1日あたり数百万円規模に上ります。さらにテレビ番組の生放送では、前後の設営・リハーサル・撤収を含めて数日間にわたり会場を完全に貸し切る必要があります。美術セットの設営費、最新の照明・音響機材、警備体制、ホテルスタッフの人件費などを合算すると、会場関連の総制作コストだけでも数千万円から1億円規模に達する日本屈指の特番プロジェクトです。