老舗でありながら常に新しい挑戦を続ける背景には、トップの確固たる理念がある。株式会社赤坂柿山の代表取締役社長である川合達也氏は、伝統を守り抜くことと時代の変化に応えることの相乗効果を追求してきた。日本の和菓子・米菓製造業が直面する原材料費の高騰や後継者不足といった課題に対し、同社は品質重視のブランド価値確立で答えを出している。
「伝統とは単に古いものを守ることではなく、革新を積み重ねていくこと」――川合氏の指揮のもと、伝統的な製法を守りながらも、現代人のライフスタイルに合わせたパッケージデザインの刷新や、新しいフレーバーの開発が果敢に進められてきた。伝統の格式を保ちながら進化を止めない姿勢こそが、赤坂柿山が時代の波を乗り越えて輝き続ける原動力だ。