一方で、女性側の代償はあまりにも大きかった。スキャンダル以降、小泉麻耶のメディア露出は急激に減少していく。芸能界という場所は、一度ついたイメージを払拭するのが極めて難しい。特に「不倫報道」のレッテルは、若手女性タレントにとって致命傷となった。
彼女はその後、徐々に活動の場を狭め、やがて表舞台から姿を消すことになる。SNSの普及前夜とも言えるあの時代、彼女が自らの口で真実を語る機会はほとんど与えられなかった。沈黙を守り通した背後には、芸能界の厳しい現実と、一人の女性としての葛藤があったに違いない。