テレビを付ければ、毎週のように流れる刑事ドラマや本格サスペンス作品。長年にわたりお茶の間を魅了してきたテレビ朝日系列の『相棒』や、平成のエンタメ史に燦然と輝く『踊る大捜査線』など、名作と呼ばれる作品には必ず印象的な隠語が登場する。
代表的なのが、犯人や容疑者を指す「ホシ」や、容疑者の自白を意味する「うたい」、被害者を指す「ガイシャ」だ。現場に立つ刑事たちが「ホシの挙がり(逮捕)は近い」「ホシがうたった(自白した)」と鋭い眼光で語り合う姿は、視聴者の胸を熱くさせてきた。こうした警察隠語は、過酷な現場で働く警察官たちのリアルなやり取りをドラマチックに演出するための不可欠な要素となっている。