広大な町域を有する北海道二海郡八雲町は、この新駅誕生を地域再生の千載一遇の好機と捉えている。町が主導する「新八雲駅周辺まちづくり構想」では、単なる旅客の乗り降り場にとどまらない多機能型の広域交流拠点を描く。
具体的には、駅前広場への二次交通(バス路線やEVデマンドタクシー、自動運転シャトル)の集約に加え、道南の豊かな農水産物を全国へ素早く届ける高度物流拠点や、二次観光のハブ機能を一体的に整備する。太平洋と日本海の二つの海を持つ日本唯一の町としての強みを最大限に生かし、観光客を内陸部から沿岸部へスムーズに導く動線設計が進む。