「抜歯で小顔になるのか」という疑問に対し、日本口腔外科学会に所属する複数の口腔外科専門医は「全員に劇的な変化が起きるわけではないが、明確な医学的メカニズムが存在するケースはある」と口を揃える。2026年現在の最新臨床データによれば、抜歯後に著しいフェイスラインの変化を実感する患者は全体の2割から3割程度にとどまる。
近年話題を集めた「親知らず抜歯と骨吸収臨床研究プロジェクト」の解析結果によれば、親知らずが埋伏している位置や咬合圧の影響によって、抜歯後の組織変化には大きなバラつきが生じることが実証された。つまり、都市伝説と切り捨てることもできなければ、万能の小顔術と過信することもできないのが真実だ。