現場となった歌舞伎町1丁目エリアは、飲食店や娯楽施設が過密に隣接する国内屈指のハイリスクゾーンだ。出火当時の現場は、夕方の客足が伸び始める時間帯。ビル関係者や通行人からの緊急通報を受け、火災事故速報が打たれた直後には多数の消防車が狭隘な路地に雪崩れ込んだ。
「最初は焦げ臭い匂いが漂い、あっという間に真っ黒な煙が階段を駆け上がってきた」と語るのは、向かいの店舗で働くスタッフだ。出火元とみられる区画からは煙が吐き出され、ギラギラガールズ周辺の通りは通行止めに。幸いにも迅速な避難誘導が行われたことで、初期の混乱による致命的な事故は水際で防がれたが、フロアの一部や設備には焦げ跡が残り、営業再開に向けた現場検証が続いている。