比嘉愛未の卓越した表現力の原点は、女優デビュー前に遡る高校時代のモデル時代にあります。沖縄県立具志川高等学校に通っていた当時、地元でスカウトされたことをきっかけにモデル活動をスタートさせました。
当時の沖縄のローカルCMやファッションショーに出演していた頃の昔の画像や記録を見ると、すでに圧倒的な小顔と長い手脚が完成されていたことが分かります。デビュー当時の2005年、映画『ニライカナイからの手紙』で蒼井優演じる主人公の親友役に抜擢された際も、その群を抜いた透明感と素朴な美しさが業界関係者の間で強い注目を集めました。
モデル出身の女優は少なくありませんが、比嘉愛未が際立っているのは「カメラの前で身体のラインを最も美しく見せる角度を熟知している点」です。2007年のNHK朝ドラ『どんど晴れ』で全国的な清純派ヒロインとしてブレイクした後も、モデル時代に培った身体感覚は決して失われることなく、後の写真集やグラビアでの堂々たる佇まいにそのまま受け継がれています。