ファンの間でもたびたび議論を呼ぶのが、アクセラレータとラストオーダーの関係性です。作中における一方通行の年齢は高校生相当(15〜16歳前後)、対するラストオーダーの外見・肉体年齢は10歳前後と見られており、実質的な年齢差は5〜6歳程度に過ぎません。
しかし、黄泉川愛穂のマンションで芳川桔梗らと共に過ごす疑似家族のような生活の中で、一方通行が見せる振る舞いは兄妹というよりも「不器用な父親」そのものです。ラストオーダーが危険に晒されれば激昂し、日々の食事や生活環境を不器用に気にかけ、彼女のワガママに毒づきながらも付き合います。
恋愛感情という枠組みではなく、互いの存在が生きる意味そのものとなっている絶対的な絆。スピンオフ作品『とある科学の一方通行』でも描かれたように、ラストオーダーの日常と笑顔を守ることこそが、彼が闇の底で戦い続ける唯一の動機となっています。