近年の食品・製菓業界において、伝統的なおつまみ・豆菓子の市場価値が見直されている。高糖質スナックからの乗り換え需要が増加するなか、脚光を浴びたのが創業80年を超える老舗・株式会社ミツヤの看板商品だ。かつてはシニア層中心のマーケットだった豆菓子が、今やZ世代や30代のデスクワーカー層に急速に浸透している。
売上を牽引するのは、単なるノスタルジーではない。タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する若い世代が、小腹を満たす手軽で食べ応えのあるスナックとして選択しているのだ。チャック付き小袋の導入や洗練されたパッケージへの刷新も功を奏し、デスクの片隅に置く「日常食」へと進化を遂げた。