本作が放送終了後も根強い人気を誇る理由の一つに、細部まで計算し尽くされた裏設定と伏線の数々がある。撮影現場ではリアルな緊張感を保つため、鬼の正体が明かされるシーンまでキャスト同士の接触が最小限に抑えられていたという。この徹底した情報管理が、現場の役者たちにもリアルな疑心暗鬼と生々しいリアクションを生み出していた。
さらに、劇中に散りばめられた時計のカウントダウンや、鬼たちのコードネームに隠された意味、画面の隅に一瞬だけ映り込む謎のデータファイルなど、細かな演出がのちの大ヒット続編『新空港占拠』への重要な伏線として機能していたことが判明している。一度最終回まで観た後に最初から見直すと、初回からすべての事件の結末が予言されていたことに気づかされ、二重の衝撃を味わうことができる。